自由

ある日は安定しない関係の人たちの間で、
息をひそめるように時間をつぶす。
歯を食いしばる。唇を噛み締める。
またある日にはボスに従い
長時間拘束されて、家に帰る。

自由なはずの休日は、疲れて１日寝てしまった。
これじゃまるで自宅という名の牢屋にいる気分。
家族と話したら、延々愚痴を聞かされてしまった。
これではまるで仕事みたい。

誰かと会えば、束縛するとかしないとかいうことになる。
生まれ育ちの不自由な性格は、簡単には変わらない。
変えたら幸せとも限らない。
全てをなげて逃げ出したら、自分の考えと時間に追いつめられる。

生活は、不自由だらけ
不自由から不自由へ渡る、渡り鳥のよう。
どこへ行っても、逃げても、そこにはしがらみが。
道を阻む岩が、嵐が、絡まるツタがそこかしこに。

だけど不思議なことに、自由を感じる。
どこへいても、何をしていても、自由なんだなと思う。
どんなに怖くても、抑圧されていても、
けしてなくならないものがある。

広がる想像の世界、未来の計画や願望、
そういうものは、消えてみえても、なくならないです。

そうして、稼いだお金をくだらないことに使ったりするのが大好きです。
うまく、言葉にできないんだけど。