大きな木

2013年1月24日 思うこと
家の近くにバイクを停めていて、
そこには何本か大きな木が生えている。
いつも一本の木の側に停めて、家に帰ってくる。

たまに触ったりすると、不思議と落ち着くから、
なんとなく親しみを感じたりしていた。

ふと考えると、
この木から私の家の出入り口はちょうど正面にあって
毎朝毎朝、私はこの木と会っていたんだな。

慌てて出社する朝も、
いやなことがあって悲しくて帰宅する夜も、怒っている時も。

お正月やお盆に帰省してく私、遊んで楽しく帰ってきた私。
送ってもらって車で帰宅した夜や、家の前で人と話していた時も

ずっとそこにいて、知ってたんだなって思った。
木に意思があるかはわからないけれど
何も言わずにただそこにいるっていうだけで、私はなんだか安心する。

長い年月の積み重ねでできたもの。
自分がちょっとじたばたしたくらいでは、どうにもならないスケールのもの。

普段忘れてしまうけど、自然の中にはそういうものがたくさんあって、
そういうものがないとどんどん傲慢に不安定になるから、
人には、やっぱり自然が身近に必要なんだろうなって、つくづく思ったのでした。

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