成長と痛み

純粋で繊細で、でもだから器用にできず
うまくできない場合がある

お金をたくさん稼ぎ、時間を有効に使い、人とそつなく社交して
そういうのが苦手だったら？
他にいいところがあるのに？

そうでなくても生きていきやすい世の中であってほしい。
できることならそのために何かしたい、けど自分に何ができるかというと。。

私は、世の中でよわっちい自分ではいけないと思って、
成長しようとした。

ある面では成長したと思うけど、失ったものもあると思う。
成長したら、元の地点には戻れない。

成長しなくちゃしなくちゃなんて、思いすぎる必要もなかった。
それはそれで、持っているものもある。

でも私は育ちたかったんだろうな。
こっちに行ってみたかった。

嘘や痛みや、心が汚れるようなこと、
社会のしくみや人の心やお金のこと、いいことも、悪いことも
見てみたかった、というだけだった。

でも、たまにちょっと疲れるから
夏の休みは、力を抜いて原点に戻ろうと思う。
自分を大人にするんじゃなく、子供にかえるよ。

まずはアイスを食べて、夜更かししてゲームをして扇風機に声をかけて
猫を追いかけて、家族に冷たい目で見られるか。