叫び

2015年6月27日 思うこと
ジョギング中、子猫の鳴き声、というより
叫びに近い声を聞いた。

生後まだ一〜二週間位の捨て猫(おそらく)がいた。
二匹のうち一匹は、叫ぶ子猫によりかかって、
力もなくそれでも鳴いて、身体は冷たかった。

とりあえず何も持ってなかったので帰り、
心配して戻ったら何人もの人が見ていた。

私は日々ロボットのように労働している。
人間が作ったわけのわからない複雑なシステムに則り、
資本主義の社会で生きているけど、
その前に生き物だ。

昼間職場であった出来事を考えた。
電話にでないと、と何かを避けた。
私はシステムに逃げてはいないだろうか?
仕事にさえはまっていれば、面倒から逃れられる。

私の生活には命がない。
猫の叫びを聞いて、そう感じた。
冷たい猫を触った右手の感触を思い出す。

成長すると、臆病になるだけなのだろうか?
それじゃいけない。ナウシカ見なきゃ。

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